対オーガイベル用チョッキサンダー
S33で使用したサンダーの詳細解説として記載。
【個体解説】
サンダー@突撃チョッキ
特性:プレッシャー
性格:控えめ
H169(28)-A99-B106(4)-C170(76+)-D129(148)-S152(252)
暴風/雷/熱風/蜻蛉返り
HD-臆病オーガの潮吹き確定耐え
C特化オーガの150ダイストリームを乱数2つ切り耐え
C特化珠イベルの暴風ダイジェットに受け出し後ダイマして悪波ダイアークを確定耐え
C特化珠イベルのデスウィングダイジェット急所当たりに受け出し後ダイマして悪波ダイアークを確定耐え
C特化珠イベルのデスウィングダイジェットに受け出し後ダイマしてデスウィングダイジェット→悪波ダイアークを確定耐え
控え目C特化珠イベルの悪波ダイアークをステロ込みでダイマ時確定耐え
C+2コピー黒バドのアスビを中乱数(3割~4割ほど)
→ダイマ時有利乱数2耐えのためポリ2/バンギを選出しなくても切り返しが効きやすい。
C-D4振りダイマイベルタルに対し珠ダメ3回+ダイジェット+ダイサンダーで確定落ち
(珠ダメ20*3+ダイジェット最低乱数114+ダイサンダー最低乱数228=402)
コピー黒バドに対しダイワーム→ダイジェットで確定落ち
CD-コピーサンダーの雷が乱数3発。こちらのサンダーの雷が高乱数2発
S-準速イベルタル抜き
A-蜻蛉返り/ダイワームのダメージ考慮で個体値Vを推奨
B-余り
【本調整に至った経緯】
臆病スカーフオーガの潮吹き耐えのチョッキサンダーの構築記事は見かけましたが控え目オーガには単体だとダイマしないと対応できない。控え目スカーフに対応できない(2回当たって惨敗した。)なによりSがイベルタルより遅く受け出ししても上から殴られて負ける。など本構築には合わないため参考にならないなと思っていました。
また、C特化珠サンダーを考慮していないプレイヤーもいないため火力特化にする必要がないのでは?と言う考えが突然頭に沸いたので思い切って
火力をギリギリまで削りその分をSと特殊耐久に割り振ったらどうなるかを試してみるとピッタリ嵌る調整が見つかってしまいました。(より効率の良い割り振りがあるかもしれません。)
特性はS判定のためだけにプレッシャー(後述しますが静電気で良かった気がします)
技構成は対オーガ/イベルのコンセプトで必須の暴風/雷、火力を削り過ぎた結果対面からだと勝てないザシアンに少しでも抗う&コピーサンダーに打つことがある熱風、電気無効に交換されても動きが阻害されないかつ対特殊受けとしての性能をダイワームで補強できる蜻蛉で完結していました。
ワームは蜻蛉を見せなければ相手に考慮されないため勝負を決める一打になることもありました。特にオーガ強者の方はジェット→バーンを読んでストリーム→アイスを打ってくる。そこにジェット→ワームを打つことで2発目がストリームでもアイスでもダメージを抑えられる安定択になる、突破されたとしてもCを下げているため後続に繋ぎやすくなる、など非常に使い勝手の良い技でした。
相手のオーガが雨を勝手に降らせてくれるため暴風も雷も最高に使いやすかったですし
展開次第ですがラオスでストリームを打ち自分で雨を降らせる展開も行ってました。
火力の無さを意識することも(対ザシアンを除けば)ありませんでした。
またここまでDを振っているためオーガイベルに限らず、色んな特殊アタッカーとの打ち合いを制して数多くの勝利を掴んでくれた功労者です。(C+2テッカグヤのダイロックを余裕で耐えた時は目を疑いました。)
【対オーガ時の動き方】(長いです。)
・オーガの初手出し率が非常に高いためサンダーを初手出ししてプレッシャーでS判定してスカーフを確認
〇スカーフの場合は雷が安定する
→潮吹きの場合1発では落とせないが麻痺を期待できるかつオーガのHPをほぼ削り切り潮吹きのダメージを大幅に落とさせることができる。
→ダイマの場合、スカーフが無くなるためサンダーでダイマを2ターン消費させダイマ3ターン目にバド、ザシ、ラオスで先手を取って切り返せるかつ麻痺も期待できる。
〇スカーフで無かった場合
→判断が難しいところではあるが基本的に珠orチョッキを想定して動く。食べ残し等は初手に出てこないと考えて動く。
珠の場合ストリームが耐えられないため裏を確認し、珠の可能性が高いと思えばダイマ、チョッキの可能性が高いと思えば1発耐えられるため雷を選択する。チョッキで上振れを引かれてサンダーが1発で落とされた場合は敗色濃厚ではあるがバドorラオスを出して決して諦めないこと。
判断が付かない場合(ほとんどの場合コレ)麻痺痺れを期待するのと珠の場合珠ダメもあるのでオーガの実質耐久は高くないことが想定できるため雷を選択し、落とされた場合、裏のバド、ザシで切り返すかウーラオスの身代わりでダイマターンを枯らしてから切り返す。結果的にS判定関係無く雷を選択していたので静電気の方が良い。
〇サンダー受けor電気技読みで地面タイプに交代された場合
→電気無効で無ければ麻痺を期待できるかつ相手視点ボルトチェンジができない場面に見えて釣り交換がしやすいように見える。しかしこちらは蜻蛉を選択できるので状況に合わせてバド、ザシ、ラオスなどに引くことができる。
【対イベル時の動き方】
→別記事の黒バドで物理を対策しているかつ物理型はそもそもザシ、ランドが有利を取りやすいため特殊の前提で動く。
相手視点、全抜きを狙うつもりであればジェットから入ってくることがほとんどのためダイジェット読みで受け出す。
このサンダーはイベルのジェット→アークを耐えられるため、受け出し後ダイマしジェット→ダイサンダーでイベルを返り討ちにしつつサンダーのダイマターンを1ターン残して相手の後続に負担をかける動きが取れる。
相手がダイマせずにサンダー一点読みで悪波を打たれた場合(何回かあった)は魂を込めてプレイングすることで対応ができます。(大体は黒バドかサンダーを切ってランドかサンダーかザシアンを再展開する。)